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映画感想:ルックバック

【注意】

この記事では、「当時観た感想」と「いま思い返してみれば…な感想」が混ざっています。 また、個人的感想が含まれていますので、念のため閲覧注意です。

特に今回は、この映画や漫画が好きな方にとっては何か変な話が続くかと思いますので一応要注意です。

 

 

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2024年7月、映画館で鑑賞しました。

漫画は当時話題になった時に読みましたが、これといった感想が出てこず…。感情無いのかな私。映画の内容も漫画版とほとんど同じです。いや変なアレンジされてもね!ほぼ原作通りだからその点は良かったと思えるのですが!ただ、しっかりと考察するレベルの感想が出てこなかったんですよね…。やっぱり感情無いな。

今回はいつにも増して変な内容になってしまいそうです。すみません。この漫画や映画が好きという方に申し訳ないのですが…。まあこれも一人の人間の感想ということで。ただ酷評はしていません。そんな作品ではないです。これだけは伝えておきます。

 

まず、そういえば私も昔は絵を描くの好きだったなーとか、自分の周りにも絵が上手い子いたなーとか、そういう過去を思い出しました。私の場合は、別に漫画家とかイラストレーター目指そうとまでは思っていなかったし、割と自由に描いていた記憶はあるのですが。あ、違うか。だんだん「絵で生きていく必要はない」って思っちゃったんだっけ。この考えに行き着いた時は、正直肩の荷が下りたというか解放されたというか。楽になりました。今でも気が向いたら描いていますが、息抜きレベルですね。落書きですね落書き。まぁ、今ってパクりとかAI学習とかなんかでネットにアップするリスク高くなっているし。個人で楽しむレベルで良いですねと思っています。

映画観て思いましたけど、確かにどれだけ画力を上げようと努力しても、上手い人は元々センスあったり更に努力していたりで中々差が縮まらないよねー。残酷な部分が出ているの良かったです。わかるわかるってね。漫画だとしても絵(画力)だけ見て評価する人っていますよね。まあね、絵って視界に100%入るものだから。画力ってその名の通り視覚に対する「力」があるんじゃないかなって。

ただ、漫画って「絵+お話」だからストーリー面白ければ人気出ることもありますよね。とある漫画について、画力は高くないのになぜ人気なのか理解できないっていう意見があって。その漫画はお話に特徴があるからでは?という。正直、画力が高くてもお話は面白くない作品だってあるんじゃないでしょうか。漫画って難しいですね。

映画では「あの子は私より画力高い…」と思っていても、向こうは「あの子の漫画は私より面白いお話だ…」ってなっているんですよね。そして二人は出会う訳ですが。描き続けた結果の出会いだから良かったのではと思う反面、その後の展開的にもしも出会わなかったら…と思ってしまう。色々考えちゃいました。

後半、友人の死があって、それでも描き続けるのが…何といえばいいのか分からないのですが、これも残酷というか。どんなに辛いことがあっても、時間は進んでいく。立ち止まれない(自分は立ち止まれても、世間は止まらないので完全には立ち止まれない)。どんなに友人が助かった場合の展開を考えたとしても、それはあくまでIFの話であって現実にはならない。現実ではもう死んでいるんだって。本当にやるせないシーンだなって感じました。

…すみませんこんな感想で。あのですね、変なアレンジしないでちゃんと「原作漫画の映像化」だったし、良かったと思う点はあれど正直な話そこまで高評価・話題になるんだーって思ったんですよね。なぜそこまで話題になるのか確かめる為に観に行った側面もあるのですが、頭の悪い私には結局あまり分からんかったです。

でも、この作品を良かったと思う人だっていてもいい。そうでもないと思う人もいてもいい。だって人間だもん。文化、周囲の環境、育ち方とか違うんだから。作品に抱く感想なんて人それぞれ。当たり前な話かと思いますが念のため。

(あと、実際に起きた事件については触れません。あの事件は当時私にとってもかなり衝撃的で、どんなに考えてもこの映画の感想に絡めることは私には出来なかったです。不謹慎とかなんとかじゃなくて。私には出来なかった、ただそれだけです)

 

最後に。

映画の最後に↓の曲が流れるのですが、個人的にはかなり好きな曲です。

Light song

Light song

  • haruka nakamura & urara
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

上記の曲に限りませんが、この映画音楽も良かったなぁと思いました。個人的にはですよ、素敵な音楽を聴くことが出来たことが大きな収穫でした。

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今回はこれでおしまい。